2つの文明のマリアージュ!世界遺産チチェン・イッツァ

一度は滅びたものの蘇った遺跡

メキシコのユカタン半島にある都市遺跡チチェン・イッツァは複雑な歴史をたどった場所です。2〜8世紀ごろ、メキシコ南東部のグアテマラを中心にマヤ文明が、5〜10世紀ごろにはメキシコ中央高原でトルテカ文明が栄えました。450年ごろ、マヤ人がチチェン・イッツアを建設しましたが、9世紀には滅亡することになります。その後、10世紀後半にトルテカ族たちがやってきてチチェン・イッツアのすぐ北側に新しい遺跡をつくり上げたのです。
そのためチチェン・イッツァは、マヤ民族がつくった旧チチェンとトルテカ民族がつくった新チチェンが合わさった都市遺跡となりました。旧チチェンは装飾が多い建物が特徴的で、新しいチチェンは巨大な建造物が見られます。

旧チチェンと新チチェン、それぞれの見どころ

旧チチェンを代表する建物が「カラコル」と呼ばれる天文台です。天文学に基づき設計されており、天体観測所として使われていたとみられています。春分の日と秋分の日のわずか数秒間だけ、最上階の窓から光が差し込むようになっており、種まきの時期や雨期の終わりなどを計っていたと考えられている場所です。
新チチェンのなかでもっとも大きな遺跡が「エル・カスティーリョ」です。1辺が60m、高さが26mの階段ピラミッドでその最上部にはククルカンの神殿が築かれています。ククルカンとは蛇の神で、階段の下にはその頭の石像があります。春分の日と秋分の日に太陽が西に傾いたとき、神殿を通して陽光がその石像まで差し込み、まるで太陽の光が蛇の体を形作っているかのように見えます。
このようにチチェン・イッツアに天文学の知識を応用した建造物が存在します。

バイザポートがいい

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